板橋にお住まいのK様からお電話があり、洗濯中にホースが外れ水浸しになった。しかも下階の住人様から雨漏りしてると言われた。とりあえず表面の水はふき取ったが、見てほしいとのこと。
緊急のご連絡でした。
ここで知って欲しいことなのですが、マンションの構造は、鉄骨造コンクリート構造とありますが、床はコンクリート構造で、それに水廻りの配管スペースの為、上げ床している箇所と、リビングなどはフローリングを直張りしています。下階への騒音対策のため、フローリングにはクッション付を使用しなければなりません。
そのクッションが水を含むと内部にいつまでも留まり、床材を徐々に腐らせるか、もしくは床のコンクリートの僅かにできた隙間などから下階に流れていきます。
やはり事態は急を要することなので、優先し、その日の昼過ぎに到着致しました。
早速床下の状況を把握したいのですが、保険の関係があります。まずはカメラで撮ってから3時間程で水を含んだフローリングを撤去致しました。表面は乾いて見えますが、床材に含まれた水は3リットル近く。ご主人は30分ほど居眠りしてたとおっしゃってました。
とにかく剥がした下地床面を乾燥させなければならないので、仕上げ床材を手配して後日ということになりました。早めのご連絡と対処により、被害は最小になったとお客様からの感謝の言葉を頂戴いたしました。今回の一件でお客様は火災保険によって、下階のお客様はマンション管理費の方からの支払いになりますので、出費がなかったことも良かったのではないでしょうか。
当社では保険関係のノウハウも緊急の対処もお客様に親身に応じます。