自転車は雨ざらしにすると錆びやすいですね。今回F様のお宅では電動自転車を購入予定でして、今まではサドルやハンドル等が2年もすると、錆びてしまうのがお悩みでした。
そこでアルミ製サイクルポートを検討して頂いたのですが、サイクルポートもカーポートもそれほど変わらないので、カーポートを提案させて頂きました。
ところが、現場の間口寸法を測ってみると、駐車・駐輪スペース合せて3000mm(3m)。カーポート設置にあたってアルミの柱を立てると、さらに150mmほど狭くなってしまう。
そこで木でカーポートを作る提案をさせて頂きました。木なら柱材をブロックに架けるなど、加工が現場にタイトな寸法で仕上ることができます。
さらに以前にカーポートの奥のテラスはイペ材で作らせて頂いていたので、調和した木の雰囲気でいきたいと言って頂き、計画はすすみました。
屋根材を耐候性ポリカーボネートを使用しました。ポリカーボネートは耐用年数の高い、透明度のある軟性のプラスチックのような素材です。短所は夏の熱射により、伸びるということです。
当社では屋根材を独自の工法により固定しておりますので、風雨の対処はもちろん。スッキリとしたシンプルな骨組みに仕上げることができます。
そうしてできたウリン材のカーポート。お客様からもご近所の方からも施工中にお褒めを頂けるなど、味わいのある木のカーポートができました。
木材は耐用年数20~30年と言われてますウリン材を使用しました。